トップ > 静岡 > 4月21日の記事一覧 > 記事

ここから本文

静岡

生徒の学習支援に 広がるオンライン授業

◆浜松開誠館中・高はiPad活用

アイパッドを使い生徒の課題を添削する教師=浜松市中区松城町の浜松開誠館中・高で

写真

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で学校の休校が続く中、学習の遅れを取り戻そうと、タブレット端末などを活用し、教師が自宅にいる生徒に向けた「オンライン授業」が広がっている。浜松開誠館中学・高校(浜松市中区)は、「iPad(アイパッド)」を使い、生徒の学習支援に役立てている。

 同校は休校後、教員がそれぞれ教科ごとに課題を出し、生徒たちは期限内にアイパッドを通じて提出している。国語や日本史、数学など各教科の課題を教員が採点、添削し、アイパッドを通じて生徒に返却する。

 質問や毎日提出する一日の計画や振り返りをまとめるノートに、アイパッドでコメントを書いて返送するなど、小まめな意思疎通を図っている。教員が各クラスの黒板に毎日、学習のヒントになるような豆知識や問いの投げ掛け、生徒へのメッセージなどを書き、配信する。高橋千広校長は「こんな時期だからこそ学習意欲を高めたり、元気が出るきっかけづくりができたらいい。生徒たちに教員の思いが伝わったらうれしい」と述べた。

◆日大三島中・高はリアルタイム参加

 日大三島中学・高校(三島市)は、自宅にいる生徒に映像を配信する形でオンライン授業を始めた。一コマ五十分で、平日は四コマを予定する。生徒とのやりとりを織り込むなどリアルタイムで参加できる工夫も凝らし、生授業に近い形での学習を目指す。

 十日に行われた高校二年の英語の授業では、早坂知也教諭(40)がプリントの内容を生徒のタブレットに送ったり、教科書をパソコンのカメラに映した。生徒を指名して問題を出したり課題をこなす時間も設ける。

 「映像見えてますか」「声大きいかな」と尋ねながら授業を進めるなど、手探りの部分も。早坂教諭は「日常に戻った際、授業の遅れが出ないよう、教室の授業に近い形でやりたい。生徒間で話す機会をつくるなど、楽しく勉強できる仕掛けを考えたい」と話す。

 県内ではこのほか、浜松聖星高(浜松市中区)もオンライン授業を始め、一日二〜三コマを配信している。専用システムを使い、スマートフォンでも受講できる。浜松日体高(同市東区)は、高校二年の一部で試験的に英語の授業を配信をした。県立高校の一部でも、オンラインを活用した学習指導や、自宅にいる生徒の体調確認をしている。

(細谷真里、杉原雄介)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

中日新聞しずおかの記事はこちら

新聞購読のご案内

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索

ラミツボツケイヤレマ゚ハモニオ