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マスク 126施設に配布 市が特養などに2万枚

小嶋一彦課長(右)からマスクを受け取る糸屋吉広理事長と職員たち=金沢市三口新町の社会福祉法人「陽風園」で

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姉妹都市返礼や寄付で実現

 金沢市は二十日、特別養護老人ホーム(特養)や児童養護施設など市内百二十六の社会福祉施設を対象にマスク計二万枚の配布を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大防止が目的で、一施設あたり約百五十枚を充てた。外部との出入りがある職員が着用し、施設で暮らす高齢者らが感染しないようにする狙いがある。(阿部竹虎)

 配布は、マスクの備蓄に一定の余裕が生まれたため。市は当初マスク五万枚を備蓄していたが、中国での感染拡大を受け姉妹都市の蘇州市と友好交流都市の大連市にそれぞれ一万枚ずつを二月ごろに寄付。市はこのほか市立病院や消防局にマスクを配備するなど備蓄分を活用したが、今月に入り両市から三万五千枚の返礼があった。企業からも寄付を受けた。

 備蓄のマスクを社会福祉施設に積極的に提供するよう呼び掛ける国の通知も踏まえ、今回の配布が実現した。

 同日午前十時ごろ、金沢市三口新町の社会福祉法人「陽風園」では、市地域長寿課の小嶋一彦課長が園の糸屋吉広理事長にマスクを手渡した。園は特養のほか障害者支援施設など計八つの入所施設を運営しており、市から約千二百枚のマスクが割り当てられた。

 園の職員は五百三十人。冬季の感染症対策として約九万枚のマスクを独自に備蓄していたが、一日九百枚ほどのペースで消費し、品薄で新規調達が困難なため約一カ月分を残すのみとなっていた。糸屋理事長は「市内で感染拡大している中、マスクは無くてはならない存在だ。有効に活用して予防に努める」とあいさつした。

 市の小嶋課長は「職員の皆さんには大きな苦労があると思うが、利用者に接する立場から感染拡大を防いでほしい」と話した。 

 

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